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bon-yoのワイン日記

ワインにハマった中年女がデイリーワインと呑気な日常を記録するブログ

ハードワーカーな人たち

私は今でこそワークライフバランスの取れた普通の会社員をしていますが、20代の頃はハードワーカーに囲まれた競争社会で生きていました。

昔から勉強(試験勉強)だけはできたので(取り柄はそれだけ)、その延長で周りに合わせて進路を選んだら、とんでもないハードワーク&競争社会だったのです。

新人の時からいきなり高収入だけど、毎日終電に間に合わないのは当然で、そのために会社からタクシー圏内か徒歩圏内にマンションを借りて住む同僚が多く、休日出勤もあたり前。そして徹底した実力主義で、仕事ができないと仕事が回ってこなってクビの恐怖に脅えて暮らすことになるし、一方でできる人は仕事が集まりすぎて首が回らなくなっているし、そんな仕事に追われる中でも常に自分の知識や能力を磨いておかないと、組織の中で生き残ることはできない。

 

私は勉強はできるけどどんくさくて気が利かない、典型的な仕事ができない人間だったので、その職場は完全に場違いでした。まあ、おかげであんまり大変な仕事は回ってこなくて、過労死するようなことはなかったのですが、そこでなまじ仕事ができる人たちは本当に大変そうでした。そういう人たちは、自分とは違って仕事自体が好きで、仕事で成果を上げて認められることにやりがいを持っていて、だからハードワークも耐えられるのかな・・・?とも思いましたが、どうもそんな風にも見えなかった。みんな不幸そうでした。仕事のプレッシャーからアル中みたいになってる人もいた。

 

今は私はそのラットレースから抜け出して、運良く自分に合った会社に転職できて、夜6時には帰社し、土日もゆっくり休んでこんなブログを書いたりする平和な生活を送っています。20代の頃のキャリアにしがみついて邁進していたら、収入は2倍以上になっていたと思うし、周りからも一目置かれる人材になっていたのかもしれないけど、私は断然今の方が自分にとって幸せであると断言できます。

 

このように、20代のバリキャリ→30代のゆるキャリを経験して、今思うことは、当たり前だけど、①幸せの形は人それぞれ(身の丈に合った仕事が一番)、そして②誰にとっても無理は良くない、ということです。分不相応な高収入や高い地位を伴う仕事はストレスになって不幸になると思うし、また仮にそれ相応の能力がある人であっても、過度なハードワークはやっぱり無理があると思います。

たまにすごいハードワーカーで、それでも楽しそうに仕事に邁進している人がいますが、それはその人が本当にその仕事が大好きで、その人にとってそのハードワークは「無理」じゃないのだと思います。イメージ的には手塚治虫さんが漫画を書いているとか、研究者が自分の研究に昼夜を忘れて没頭しているとか、そんなケースでしょうか(でも手塚治虫さんは早死にしてしまいましたが。。やはりどんなに好きでも体は大切にしなければ、ということでしょうか)。

 

ということで、20代のハードワーク(ハードワーカーに囲まれた生活)は私に貴重な経験をもたらしてくれましたが、もう二度と戻りたくありません。何事もバランスが一番だと、凡庸な私は思うのであります。